ラクリマ・バッカスブランドは、1960年にテレビコマーシャルで認知され、高い需要を獲得するのですが、すべては1890年にラヴェントス・ポッチ家によって設立されたカバス・ラヴェルノヤの歴史から始まります。ラヴェントス・ポッチ家は、アノヤ川とその支流であるラヴェルノヤの名前にちなみ名付けられました。
そして、彼らはフィロキセラの影響を受けないように、アメリカ産のブドウ品種であるザレロとマカベオの木を植えたのです。
ブランドの認知度が上がってきた直後のこと、1973年に第一次石油危機が起こり大規模ワインメーカーで構成される別の会社に土地とブランドを売却することになりました。
その結果、残念ながらブランドはほぼ壊滅状態に陥ってしまいました。しかし、1998年7月、2つの家族がこのブランドに賭け、多くのヨーロッパ諸国の市場に進出し、国際的な認知度を高めるまでにいたり、アメリカ、日本、オーストラリアへ進出することに決めました。
原材料のぶどうは単一種ごと別々に収穫され、別々にワインへと醸造されます。コールドペースト、ソフトプレス、マストセレクションを使用します。一次発酵が終わった後、さまざまな品種のワインをブレンドし、ボトル内低温二次発酵。発酵と熟成にはゆっくり時間を掛け、フレッシュ感とソフトな口当たりクリーミーさのバランスを最適に仕上げております。
ワイナリー最高の区画の、最高のテイストのブドウを手摘みし、ぶどう品種ごとに醸造させます。醸造には、葡萄を絞らずに除梗して冷却し、ソフトなプレスを行い、一番搾りの果汁:マストを使用します。低温醗酵を行い、品温を下げて静置して澱引きを行い、伝統的なコールドスタビライゼーションを行います。絹のようなきめ細かい泡を得るために瓶内二次発酵させたワインをブレンドし、さらに長期熟成させました。