セミナー(東京): 欧州委員会カルメヌ・ヴェッラ委員講演会「海洋ガバナンスの未来」

May 12 2016

概要

海洋の大半は国の管轄圏外にあり、「共有資源」と定義されています。国際的に認められた「国際海洋ガバナンス」というものは存在しませんが、この分野の枠組みは国連海洋法条約にもとづいており、同条約の下に法的権利、機構および特定の構造の組み合わせが形成されています。

しかし、国際海洋ガバナンスに関する現在の枠組みは世界的課題に取り組み、また、海洋およびその資源の持続的管理を確保するのに十分効果的だと言えるでしょうか。EUは、国際海洋ガバナンスの未来を形成するためにどのような行動に従事しており、また、そのための自らの役割および日本のように同様の考えを持つパートナーの役割をどのように考えているのでしょうか。

EUの欧州委員会で環境・海事・漁業政策を所管するカルメヌ・ヴェッラ委員は、本講演会において上記問題に光を当て、海洋ガバナンスへの共通のアプローチを確保するために、EUが携わる行動について説明しました。本講演会は、当該分野の政府関係者、学者およびビジネス関係者等を主な対象に開催し、約80名の方々に参加いただきました。

プログラム

18:00-18:05 開会挨拶 ヴィオレル・イスティチョアイア=ブドゥラ 駐日欧州連合大使

18:05-18:25 講演「海洋ガバナンスの未来」 欧州委員会環境・海事・漁業担当 カルメヌ・ヴェッラ委員

18:25-18:50 質疑応答

18:50-18:55 閉会挨拶 内閣府 酒井庸行大臣政務官

19:00-20:00 ネットワーキングレセプション

駐日欧州連合(EU)代表部
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