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10月 19/2020
2020年は気候変動対策において重要な年です。パリ協定の採択から5年経過し、各国は2030年の温室効果ガス削減目標の更新を目前にしています。この削減目標や国が決定した貢献(NDC)は、パリ協定の中核をなすものであり、気候の世界的な目標を達成するために各国が行った取り組みを具体化したものです。 2020年3月、日本は更新されたNDCを発表しました。環境省は現在、都市や都道府県の関与など、野心を高めることを可能にする政策の実施とイニシアチブの支援に注力しています。 2020年9月、欧州委員会は、2030年までの欧州の削減目標を、現在の40%から55%に引き上げる計画を発表しました。今後10年間、欧州はこの目標と共に、2050年までに気候に中立な最初の大陸になるための道を歩んで行きます。 このウェビナーでは、欧州委員会と環境省が、気候変動対策に対する野心と取り組みについてそれぞれ最新動向をご紹介します。また日欧の各企業にて、パリ協定やNDCが各分野の事業活動の変化にどのように影響を与えているかについてもご紹介します。 プログラム ファシリテーター:CDPジャパン・シニアマネージャー高瀬香絵 氏 開会ご挨拶:駐日欧州連合公使 / 副代表 ハイツェ・ジーメルス 氏 はじめに:…
7月 31/2020
欧州では新型コロナウイルスのロックダウン解除に伴って、経済活動の活発化が期待される一方、2次感染拡大の影響により状況が悪化しつつある企業が増えつつあるのも事実です。未曽有の苦境を乗り切るためにマクロの展望も無視できませんが、欧州企業や現地日系企業は足元でどういう状況にあり、どう対応しているかも今後の動きを占うえで重要な要素です。本ウエビナーでは、欧州の状況を、日本側からはジェトロ本部より、欧州側からは、日本ではあまり報道されない中小企業の動向を中心に欧州中小企業連盟(SMEunited、在ブラッセル)本部よりお話しいただきます。日欧時差の関係から、日本時間の夕刻開催になりますが、是非ご参加いただきますようご案内いたします。プログラム16:30-17:10 日本時間 (9:30-10:10 欧州時間)新型コロナウイルスによる欧州ビジネスの環境変化と企業活動の課題講師:日本貿易振興機構(ジェトロ)海外調査部欧州ロシアCIS課長 田中 晋(すすむ)氏17:10-17:50 日本時間(10:10-10:50 欧州時間)欧州の中小企業再活性化の動き講師:欧州中小企業連盟(SMEunited)企業政策部長Luc Hendrickx氏本ウエビナーはVoiceboxerを使って開催する予定です。…
12月 03/2019
概要: 日欧産業協力センターは、日・EUの第三国協力をテーマとしたセミナーを開催します。セミナーでは、特に日欧間の「連結性(コネクティビティ)」の実現に注目して検討を進めます。 日本とEUはこれまで、経済連携協定(EPA)と戦略的パートナーシップ協定(SPA)を締結して、互いの関係を強化してきました。 また、本年9月27日には、安倍首相とユンカー欧州委員会委員長がブリュッセルで「持続可能な連結性及び質の高いインフラに関する日EUパートナーシップ」に署名し、これによって第三国におけるそれぞれのパートナーを含めて、シナジーと補完性を発揮する協力を推進しようとしています。日本とEUは、民間投資を促進するために各種の手段やツールを動員する必要性を認識しており、持続可能な連結性案件のファイナンスを容易にするために協力する方向にあります。 こうした点を背景に、セミナーでは東南アジア、ラテンアメリカ、アフリカなどの第三国における日・EU間のビジネス協力の可能性*を、産業分野における連結性に焦点を当てて検討します。 * たとえば、"A third way”, Gavin Blair, EuroBiz Japan, Oct. 2018 参照。…
駐日欧州連合(EU)代表部
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