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6月 02/2022
  2050 年のカーボンニュートラルの達成に向けて、蓄電池は重要なカギとなる技術であることはいうまでもありません。蓄電池は車載用のみにならず、電力の需給調整やバックアップに関わる定置用、またIT機器など小型民生用としてインフラ要素となっており、市場規模も飛躍的に拡大しつつあります。 需要拡大の一方で、生産面では、資源の確保、サプライチェーンの整備・強化・ルールの整備、次世代電池の開発および人材育成・確保、リサイクル・リユースのあり方、国際連携の必要性など詰めるべき課題が山積しているのも事実です。 現在蓄電池の生産能力では、中韓が大きなシェアを占めているのはご承知のとおりですが、これを打破するため、欧州では2017年から官民一体となってバッテリーアライアンスを設立し、現在約500社規模の連携が実現しています。また、日本もかつての競争力を取り戻すべく、経産省が中心となって蓄電池産業戦略検討官民協議会を2021年に立ち上げるなど、官民で戦略を模索しています。 今回のウエビナーでは、こうした事業環境の中、日欧の政策当局および産業界の取り組みをパネリストの皆様からお話しいただくと同時に、日欧間の連携の可能性についても議論いただきます。…
5月 25/2022
   駐日EU代表部・一財)日欧産業協力センター ジョイントウエビナー グリーンディールにおいて、水素の確保が重要な要素であることは言うまでもありません。水素はあらゆる産業分野での活用が考えられますが、現時点では、水素は主に化石燃料から生成されておりCO2が排出されています。グリーン水素の生成は、化石ベースの水素と比較すると未だコスト面で競争力がないのが実情です。 一方で、ほぼすべてのEU加盟国は、国内のエネルギー計画にクリーンな水素の生成、活用を含めています。既に部分的にグリーンもしくは低炭素の水素生成に取り組んでいる国もありますが、EUのみならず世界でこれを生成、活用するにはコスト以外にも数多くの課題をクリアーする必要があり、単独の国では到底取り組むことはできません。多額の投資に加え、活用のための制度整備、技術革新、国際連携などが不可欠です。 本ウエビナーでは、水素の生成、活用のための政策、研究開発、活用実践例などについて、日EUの政策当局、研究者に加え、フランス、オランダ、オーストリア、ドイツ、チェコ、ポーランドの専門家からも各国の状況をお話しいただくと同時に、日EU間の産官学協力の可能性について示唆をいただきます。…
4月 06/2022
    一社)電子情報技術産業協会・一財)日欧産業協力センター ジョイント・ウエビナー Green x Digital~日欧産業協力の可能性~   一社)電子情報技術産業協会(JEITA)と一財)日欧産業協力センター(EUJC)は、標記ウエビナーを下記要領で共催いたしますので、ご案内いたします。 日本とEUはカーボンニュートラルという共通目標を有しています。その達成のためのgreen transformationにおいて、digital transformationが重要な役割を果たすことが指摘されています。一社)電子情報技術産業協会(JEITA)は、2021年10月に、Green×Digitalによる経済成長の実現に向けた事業環境整備の推進のため、幅広い業種から成るGreen×Digitalコンソーシアムを設立し、環境関連分野のデジタル化や新たなビジネスモデルの創出などの取り組みを通じて、日本の関連産業が世界のグリーン市場を牽引することを目指しています。 EUにおいても、官民において産業競争力を維持しつつ気候目標を達成するためには、green transitionとdigital…
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